ラインバレル8話感想

　録画してたのをつい先ほどやっと見る事が出来ました。で、結論を先に言わせていただくと

この展開だとラインバレルを原作にする必要無くね？

でした。

　以下はネタバレ（原作・アニメともに）になるので追記の部分で。

　原作と多少違う展開になってしまうのは、尺とかの関係でどうしようもない……としても、あそこまで設定・ストーリーを変えられてしまうと原作ファンとしてはいささか困惑してしまいます。つか、スタッフは「ラインバレル」と言う作品を使って何がしたいのかと。あそこまで独自展開にするなら、思い切ってオリジナルアニメとして世に出した方が良いんじゃないかと思っちゃうんですよね。何かこう、今の状態だと「一からキャラやストーリーを捻り出すのは労力が要るから、割と人気のあるラインバレルを下地にして作品作っちゃおうか。で、原作にあるメカや設定はどうしても必要な分だけ出して、後はオリジナルにしてしまおう。そうすれば、原作ファンも食いつくし、こっちも作るの楽だしで一石二鳥」とか考えてるんじゃないか……って邪推してしまうんですよ。まあ、この推測は私の考えが捻くれすぎてるからで、製作陣は出来る限り頑張っているんだろう……と、思いたいです。

　が、しかし、今回出て来た宗美さんの性格改変はあまりにもいただけない。原作じゃあんなに温厚で素敵なお爺ちゃん（見た目は若いですが）なのに、なんでアニメじゃあんな狂気的キャラにされてるんだか。別に良いじゃん……「冷静かつ温厚だが、戦闘となると仲間（この場合は加藤機関ですが）の為に全力で敵に立ち向かう敵キャラ」って設定でも。それで何も問題ないじゃん。それなのになにあの性格設定。この辺脚本家の趣味で改変？それとも、「本当は原作通りの人だけど、加藤に洗脳されて別の人格を植え付けられている」とか？……後者なら救いがいがあるけど、前者だともうなんと言うか……宗美さんファンを一斉に敵にするぞ？私含めて。

　とりあえず、もう何週かは視聴を続けてみようかと思います。（良くも悪くも製作陣の動向が伺えない展開なので）けど、それでもダメならバッサリ切る。時間の無駄だし。