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スズミツ屋3号館

スズミツ屋の雑記ブログです。

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武装錬金ピリオドの感想をアップしました。

 と言う事で、読みたいと言う方は続きを読むからどうぞ。
 
 それにしても。今後、フィギュアやドラマCDが出るとはいえど
武装錬金の物語はこれでおしまいなんですよね。なんだか寂しい。
武装錬金が無きゃジャンプ買う事も無かったし。(終わっちゃった後は
もう買うのやめたけど)やっぱりこの作品はじっくり長い時間を
かけて読んでいきたかったです。武装錬金ってそんなに人気がない
作品ではないと思ってたんだけどな。やっぱり、アンケート、か。
 でもさ、そのアンケート至上主義、今後は少し考え直した方が
良いんじゃないかな…。(ジャンプの事には決して詳しくないけど)
武装錬金に限らず、まだまだいけそうなのがばさばさ切られて、
新しく始まったのはその切られた作品に劣ってるなんて言うのは
嫌だもの。つか、武装錬金の後に始まったのってなんか
中途半端なのあるし。って、なんで知ってんだ自分。

 …実は、ジャンプ立ち読みだけはしてました。すみません。
本当は買うべきなんでしょうが、どうにも食指が動かなくて。

 まあ、それはともかく。武装錬金はこれで終わりということで
凄く寂しいという気持ちはありますが、そこは頭を切り替えて
和月先生の新しい作品に期待する事にしたいと思います。

拍手


 という訳で、読んでみた感想ですが結論から言っちゃいます。
なんというか、良くも悪くも凄く綺麗にまとまってた。です。
本当にね、載せなくても支障のない(と思われる)伏線やネタは
気持ち良い位排除してました。(斗貴子の過去の事とか、毒島さんの
性別の事とか)もうバッサリ。陰も形もありませんでした。
 というか連載を打ち切られ(2回話をまとめるチャンスを貰ったとは言え)
決して多くないページ数の中で纏めなければならなかったのだから、
この判断は正しかったと私は思いました。詰込みすぎて結局グダグダに
なるよりずっと良いです。
という訳で、ピリオドの感想を。ちなみに前回の結末は、カズキが
ヴィクターを道連れにして月に行ってしまうという終わり方でした。
という訳なので、斗貴子たちはもう「カズキは死んだもの」と
思ってる訳で。まあ、その辺は今回のピリオドの冒頭でも説明されてます。
なので、いきなり読んでも何故斗貴子たちがあんなに暗いのか」
わからないという事は無いハズです。

 では、今回の感想。
・表紙がカズキと斗貴子の結婚式シーンだー!!斗貴子さん綺麗ー。
つか、凄く幸せそう。いいねいいね。で、ページめくると以前から
発売されると言われてたフィギュアの紹介。そして、なんとCDドラマ
発売決定の告知が載ってます。…連載が続いてれば手放しで
喜べたんですが、打ち切り後のCDドラマ発売となるとちょっと複雑。

・斗貴子達がパピヨンのアジトに乗り込んだ時、ヴィクトリアがクレープ
食べてるのですが、そのクレープの中身に使われてるのが「ママの味」。
…もとい、「ママになり損ねた成れの果ての味」。
 ヴィクトリアが人肉食べるのは、ホムンクルスだからまあ良いです。
が、使用してる肉がママの味って…えーと、つまりそれって、
ヴィクトリアの母親の、アレクサンドリアの肉って事…?
 って、「ママになり損ねた」んだから、当然アレクサンドリアの
クローンの肉って事だろうけど…。あ、そうか。アレクさん、
食人衝動起こしてしまう娘が、空腹で他の人を襲わないように
自分のクローンの肉を与えてたのか…。ヴィクトリアって、
食人衝動どうしてるんだろ?って思ってたけど、こうやって処理
してたのか…。
 「母親が娘に自分の(クローンの)体を食べさせる」
…赤マルジャンプ冒頭からなかなかグロなネタで
よろしゅうございますな。

・パピヨンは、カズキのいなくなった世界に絶望して、一切合切
破壊させてしまおうとしてる…と思いきや、実はまだカズキが
生きてる事を信じて白核金作ってました。って、月に言ったら普通は
死んでしまった物と考えるだろうに。すごいです。

・って、その直後にカズキが月からかえってきたー!!いきなり過ぎ!
これが連載ならパピヨンが白核金作ってた事判明→カズキ帰還を
もっとじっくり描写したんだろうな…でも、こればっかりは仕方ないか。

・大戦士長・照星の武装錬金の、バスターバロンで宇宙までカズキを
迎えにいく斗貴子たち。ここで、今までわからなかった千歳さんと
毒島さんの武装錬金がわかります。
千歳さんのは瞬間移動も出来るレーダー装置の武装錬金。
毒島さんのはガスマスクの武装錬金。って、毒島さんそのままですか。
つか、常に武装錬金発動してたのね…。ちなみに、ガスマスクって
普通は自分が毒ガスを吸わない様につける物ですが、毒島さんのは
そのマスクからガス発生させてました。…何か違わなくないかい?

・宇宙でカズキと斗貴子再会。感動のシーンです。つか、斗貴子さんから
カズキに抱きついてるよ。なんか顔にやけちゃう。この時、(イメージ
映像って事でしょうが)カズキが人間状態に戻った絵で描かれてました。
姿形は変わっても、心までは変わらなかったという描写かな?
そして、(カズキが強引に連れてきたのですが)ヴィクターも
地球に帰還します。

・地球に戻ったカズキ。が、休む暇もなくパピヨンに白核金を渡されて
パピヨンとの最終決戦に。ああ、ここも連載が打ち切られなきゃ
もっとじっくり描写されたんだろうに(泣)。戦闘シーンもかなり
短めです。ここは本当に残念。ジャンプ編集部…なんで武装錬金
打ち切ったの?固定客はついてたし、単行本だって売れてたろうに。
 つか、連載終わった後でフィギュアやCDドラマ売るくらいなら
打ち切んないでよね?
 そして、カズキはパピヨンを殺すまで後一歩という所まで来ます。
今度こそ自分をちゃんと殺せと迫るパピヨン。その言葉にカズキは…
 それにしても、カズキのサンライトハートは結局元の形状には
戻らなかったな。人間に戻れば以前のデザインに戻るのかと
思ってたんだけど。でもまあ、そうなるとサンライトハートは
パワーダウンする事になるから、変化したままで良いのか。
 …ここも、連載が続いてたらまた違ってたのかな?

・場面変わって、照星がヴィクターにパピヨンの残したデータから
作った白核金を渡す所に。それを使ってヴィクターも人間に戻ります。
ここでヴィクターはアレクサンドリアが一体最期になんて言ったのか
傍らにいたヴィクトリアに聞きます。(ちなみにアレクサンドリアの
遺した言葉は「ママは(ヴィクターを)いつまでも愛してる」でした)
アレクサンドリアの言葉を伝えた後、100年間ずっと押さえてきた
感情が爆発したのでしょう。父親であるヴィクターに抱きつく
ヴィクトリア。前回のファイナルで彼女は、「私は一人でも
生きていける」なんて言ってたけど、やっぱり辛かったんでしょうね。
その後ヴィクターはなんと自分もホムンクルスにしてほしいと
照星に言います。ハ?どうしちゃったの?と一瞬思ったのですが、
 彼はなんと「すべてのホムンクルス達を連れて月に行き、いつか
ホムンクルスが人間に戻る技術が開発されるまで待つ」というのです。
そうすれば、ホムンクルスが人間を食べてしまうのを防ぐ事が出来るし
娘に寂しい思いもさせずに済むという訳。なるほどね。そうして
ホムンクルス達は月に移住する事になりました。しかし、食人衝動
はどうするんだろ?月に行ったって収まらないよね?適度に解消させないと
ホムンクルス達暴動起こしそう。そうなったら、いくらヴィクターでも
抑えきれないだろうし…。まさか、「ママの味?」

・こうして、制圧すべきホムンクルスもいなくなり、錬金戦団の仕事は
ホムンクルスを人間に戻す為の研究と、核金の管理だけとなり、
それに従事する人以外は解散、戦士の核金は一時回収になりました。
カズキは(斗貴子もか?)戦団を離れる事にしたようです。
(何かあれば、またすぐに協力するつもりではあるでしょうが)
ただ、剛太は戦団に残ることにしたようです。別れ際に剛太は、
斗貴子さんを泣かせなければカズキとはずっと戦友だと
言ってくれます。ああ、剛太…。
 つか、剛太にもなんとかして幸せになってほしいです(泣)
もしこのまま斗貴子の事をいつまでも思い続けるなんて展開だったら
いくらなんでも酷すぎる。頼む剛太。なんとかして新しい幸せを
見つけてくれ(泣)。

・戦団の事が終わると、次にパピヨンの事が。彼の事は、カズキが止めさす
寸前でどうなったかわからなくなってましたが、ここでやっと判明します。
カズキは、実は止めさしてませんでした。「蝶野を2度も殺すのは嫌だ」と
言って。まあ、ここでやっぱりパピヨンに「偽善者」と言われる訳ですが。
それでも、またパピヨンを殺すよりはましだと。まあ、パピヨンの場合
食人衝動も無いし、人間に被害を及ぼす可能性はなさそうだから
別に良いのかな。つか、パピヨンのいない武装錬金なんて、
チーズの入ってないチーかまと同じです。
そういうことで、パピヨンも
新しい人生を歩む事に。って、どんな人生歩むの?普通の人生送りたがる
人じゃないよね?と思ったら…
彼は、蝶人パピヨンと名乗り、都市伝説っつーか

皆のアイドルとなっていました。

 …さすがです。つか、なんか凄く生き生きしてるし。

・最後は、カズキと斗貴子が登校する場面。ここで、斗貴子は核金を手放した
事に少々寂しさを感じてる事をカズキに打ち明けます。…こんな事、初期の
斗貴子なら絶対言わなかったろうなあ。それに対して、カズキは「斗貴子さんが
今まで持ってた核金は回収されたけど、今自分の胸の中にある核金は斗貴子さんと
いつまでも一緒だから」と言います。
 て、カズキの中にある核金は彼の心臓の代わりとして機能してる訳ですよね。
それが、斗貴子といつまでも…心臓が、はーとが、いつまでも。いつまでも
いつまでもおおおぉぉぉっ!?
それって、つまりぷろぽーずってことですか!?

カズキン!?

…それで、あの表紙の結婚式シーンにつながるっつーワケっすねー。なるほどねー。
ったく、このストロベリーめ!!もう、一生イチャイチャしてろ!!

 …こうして、二人は非日常から、日常に帰還するのでした。おしまい。
という話でした。いやー、よかったよかった。やっぱり、物語は(よほどの
事が無い限り)ハッピーエンドが良いですよね。まあ、そうじゃなくても
納得できる結末であればバッドエンドでも全然かまわないんですが。
(悪魔城ドラキュラ 蒼月の十字架のユリウス編エンドしかり。)
 ただ、いくつか不満があるとすれば、いくつかの伏線が解消
されなかったのと、少々ハッピーエンド過ぎたこと。(ご都合主義とも言う)
 …上で言ってる事と矛盾してますが、やっぱり今まで結構グロだったり
悲劇的な話をたどってた事もあったので、ここまでハッピーエンドだと
ちょっと違和感が。もうちょっと苦い部分があっても良かったかなと。
でも、これは贅沢ですね。本当は、もっともっと書きたい事が
あっただろうに、それを我慢してここまで纏めたんでしょうから、
とりあえずこれで満足すべきかなと思います。
あとは、単行本化される時にどのくらい加筆修正されるのか
楽しみにする事にします。

 というわけで、武装錬金ピリオドの感想はこれにておしまいです。
ここまでお付き合いいただき、本当にありがとうございました。
武装錬金最終刊が発売されたら、また書くかもしれません。


最後に。和月先生、今まで本当におつかれさまでした。
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