ファンタスティック・フォー銀河の危機見てきました

　今までずーっと見に行きたかったけど、体調悪かったり他にやりたい事あったりでなかなか行けなくて結局今日見に行きました。感想を一言で言うと、迫力があって面白かったです。ただ、冒頭から前作見て無い人無視な展開にはもう苦笑いするしかなかったですが。と言う訳なので、興味はあるけど前作見て無いという方は前作を見てから今作を見る事を強くお勧めします。つか、見て無いと本当に話やキャラ分かんないって……。

　これ以上の詳しい感想は、ネタバレになるので追記の所で。

　今回のファンタスティック・フォーはリードとスーの結婚話と、シルバーサーファーの来襲（この時各地で異常事態が発生するんですが、その一つに駿河湾が出て来たのにはちょっとびっくり。ハリウッド映画で日本語の台詞聞くのって凄く新鮮でした）がメインになるのかと思いきや、ジョニーがシルバーサーファーと接触した影響で体質が不安定（他のファンタスティック・フォーのメンバーに触れると、自分と相手の能力が入れ替わってしまうというもの）になったり、前作で死んだ筈のビクター……Dr.ドゥームが出て来てなぜか協力体制をとったり（もちろん後で裏切りますが）、スーが「ヒーローを続けていたら、たとえ結婚しても普通の生活は望めない」事に悩んだり、メンバーの中がだんだんギクシャクして来て、しまいにはファンタスティック・フォー解散か！？な事態に見舞われたりと、結構話に動きがありました。（ちょっと慌ただしい印象も受けましたが）なお、個人的に印象に残ったのは、今までどこか子供っぽくて軽率な所があったジョニーが、メンバーや地球を救う為に一人Dr.ドゥームに挑みに行く場面ですね。ちなみにこの時のDr.ドゥーム、はシルバーサーファーのサーフボードの力でめちゃくちゃ強化されてて、「これ、勝てっこないよ」な感じだったんですが、ジョニーは「触ると自分と相手の力が入れ替わってしまう」状況を利用してリード、スー、ベンの力をいっぺんに自分に移し、Dr.ドゥームと戦います（しかし、この時ジョニーは自分の発火能力も使っているんですよね。ってあれ？「触ると自分と相手の力が入れ替わってしまう」のだから、ジョニーの発火能力は他の誰かに移ってないとおかしいんじゃ……ま、いいか）この時の映像は4人の能力をいっぺんに使っているから見ていて面白かったです。こうして今作のDr.ドゥームはジョニーに負けて退場になるんですが、この時海だか湖だかに落ちるシーンだけで終わってしまうのがちょっと残念。もし、次回作が出たらまた重要なキャラとして出てくる事は確実と思われるので、この辺りはもうちょっと濃く描写して欲しかったと思います。あと、今まで（シルバーサーファーを使役していたとはいえ）星のエネルギーを食べまくっていた筈の宇宙生命体ギャラクタスがシルバーサーファーのメガンテ自爆一発でやられてしまうというのもちょっとがっかり。星の力を食べるというくらいだから、シルバーサーファーがめちゃくちゃ苦戦するくらい強くて頑丈なのかと思ったら……。なんか今作は敵のやられ方の描写が甘いと感じました。

　今回の感想はこんな感じでしょうか。賞賛も不満も入り乱れてますが、娯楽映画としては良く出来ていると思うので、楽しくてすかっとする映画が見たい！と言う時にはちょうどいいです。つか、今作でもジェシカ・アルバ服脱げますしね。（ほんの数秒ですが）

　しかし、最後に出てくるリードとスーの結婚式シーン……なぜか日本風だったけど、鳥居があるのに神社が無くて神父が出て来たり、スーの来ている着物がなんかおかしかったり、と、日本人から見たら突っ込みどころいっぱいだったのがなあ。どうせならもうちょっとちゃんとやってくれよと。つか、むこうの人たちは「日本の結婚式」をもうちょっと詳しく調べようと思わなかったのかしら？